美容ライターのななです。前回は自分で剃るのと何が違うの?プロのシェービングとセルフを比べてみたで、セルフシェービングの手軽さと、リスクをお伝えしました。顔に生えている産毛を優しく上手に手入れをするには、カミソリ選びが肝心。セルフシェービングをするときにどのI字カミソリを選べば良いのか、比べてみました!
顔・眉・襟足などを剃るのに便利なのは、ボディー用のT字カミソリでなく顔用のI字カミソリ。
肌とカミソリの刃が直接触れるのを防ぐガード付きのものと、ガードが無いタイプの2週類あり、ドラッグストアや100円ショップなどで購入することができます。
どちらかといえば、市販品はガード付きのものが多いですよね。ガードがないカミソリは、剃り味のよさが特徴。ちなみにプロ用のカミソリもガードが付いていないものです。今回は両方のタイプのI字カミソリを自分で試してみました。
一つ目のレビューはこちら!貝印のプリティー フレッシュ L。これは入手がしやすく、ドラッグストアやコンビニで必ず見かけると言ってもいいほど置いてあります。
持ち手の長さがちょうど良く、えんぴつのように持つと、人差し指のあたりにすべり止めが来てしっかりと持てるので使いやすいです。写真にはうつっていませんが、ピンク2本、黄色2本の4本入りです。
まゆ上の目立つ部分を剃る時にも安定感があります。頬などの広い部分を剃る時は、ガードがすべりを悪くして剃り進めにくかったです。鼻の下を剃るときは、力が入りすぎてしまう感じがしたので、少し怖かったです。
こちらはダイソーにて購入しました。水色とピンクの2本入りです。一見普通のカミソリですが、パッケージを開けて手に取ってみると、持ち手の部分がくびれていて手にフィットします。
濡れた手でも片手でキャップが外しやすいよう、ツマミがついている所が素敵です。実際に剃ってみると、えんぴつのようにしっかり持てて、細かいところにもカミソリを当てやすいので、ぶきっちょさんでもOK。思い通りに動かすことができるので、変に力が入ったりして肌を傷つける心配もなさそうです。
こちらはその名の通り、眉用のカミソリ。刃わたりが短いのが特徴で、他のかみそりに比べて刃の長さが2/3位です。ミニサイズなので、カミソリを顔にあてるのに抵抗があったり、不安があったりする人はこういうものから使ってみると良いかも!
ガードがないので切れ味が良い分ミニサイズがちょうど良いと思いました。カミソリの頭の部分がほかより少しぶ厚いので、浅い角度で使いたい人には向かないかもしれません。でも鼻の下や、口角のキワまで生えている産毛もキレイに剃れました。剃った直後は口元は毛穴も見えなくなりました。狭い範囲を剃るのに向いています。
ロングセラー商品のビューティーM。私の母親世代もよく使っている顔用カミソリです。手に取った時には刃の部分が長くて少し怖気付いてしまうかもしれません。ですが、刃わたりが長くガードがないので綺麗に剃れます!使い方のコツを掴めばいつもつるつる、感動的な肌でいられそうな感じ。
肌に対してカミソリの刃を45度くらいにあてて、力を入れずに軽〜くすべらせてみてください。剃った後の肌の、つるつるの手触りにびっくりするはずです。ただし、ガードが無い分、誤って切れるリスクも高いので慎重に使うのが吉。私も時間のあるときには、今度からこれを使おうと思います。
よく剃れるカミソリを使ったあとは、パックや化粧水の重ね塗りでアフターケアも念入りにして美肌をキープしちゃってください!
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比べてみると、同じI字カミソリでもそれぞれ剃り味や使用するメリットが違うことが分かったので、これからはシチュエーションや顔の部位別に使い分けようと思っています。
今まで自分で産毛のお手入れをしていなかったけどはじめたい!という人にはガードありで小さめのものがおすすめ。逆に、いつでもつるつるの産毛レスな肌を目指すという上級者はガード無しの大きめのものを選んでみて。
使い捨てカミソリは、いつまで使っていいの?と疑問に思う人もいるでしょう。シェービングのプロ、理容師の石井里美さん(シェービング&エステ グランツ)によると、カミソリは1回~2回使う度に新しいものに変えると、いつでも清潔に、きれいに顔の産毛を処理することができるそう。
古い刃をずっと使っていると、切れ味が悪くなり、肌がカミソリ負けを起こす原因にもなるようなので注意が必要です。カミソリって意外に寿命が短いんですね。
セルフでも顔の毛は剃れるけど…プロのシェービングはどう違う?
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