みなさんは自分の肌質がどのタイプかご存知ですか?たくさんの人が自分は乾燥肌だと思っていますが、実はオイリー肌だった、というケースも案外多いです。自分の肌質がわかると、自分にあった基礎化粧品選びをすることができます。まずは自分でできる肌質診断をして、自分の本当の肌質に合った正しいスキンケアをしましょう。
肌質には、普通肌、乾燥肌、混合肌、オイリー肌の4つがあります。自分がどの肌質に当てはまるかによって、スキンケア方法も変わってきます。まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。
まず、正しい方法で洗顔してから化粧水もなにもつけず、そのまま10分放置します。
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10分たった後の肌を鏡でチェックし、肌質診断チャートに沿ってテカりとつっぱりを見ます。
ポイントは、10分必ず放置することです。誰でもみな、洗顔直後に何もつけないと肌がつっぱります。洗顔後すぐチェックすると、乾燥肌と勘違いしてしまいます。洗顔時の水分が蒸発し、つっぱりが無くなってしばらくたってからが見極めのチャンス。お肌から水分や油分がでてくるかどうかをチェックしましょう。
さて、肌質診断であなたはどのタイプでしたでしょうか。分かった自分の肌質に合わせて、スキンケアをしていきましょう。理想は、水分が多く、油分が少ない普通肌です。それに近づくよう、乾燥肌の人は化粧水で水分補給をしてから、念入りに保湿を。混合肌の人は、化粧水などで水分補給を重点的に。オイリー肌の人は保湿よりもクレンジング、洗顔を丁寧に行いましょう。
お肌の調子は毎日変わりますが、それと同じく、肌質もいつも同じではありません。夏と冬や、普段過ごしている部屋の環境(エアコンによる湿度の変化)にも影響しますし、ストレスによるホルモンバランスの変化や、老化にともなうお肌の水分量の減少なども関係してきます。「肌は変化するもの」ととらえ、健康診断のようにときどき自分のお肌をチェックしてあげましょう。
参考
赤須医院院長 赤須玲子 (2009)『赤ちゃん肌に変わる「顔そり」スキンケア』マキノ出版